【新NISA戦略】代表的な5パターンについてメリット・デメリットを解説!あなたはどれにあてはまる?

2024年から始まる新NISA。ここ数ヵ月のSNSは個人投資家が各々の投資戦略を表明するのがトレンドになっていますね。
そんな投稿を眺めていたときに投資戦略や手法は千差万別なんだなぁと感じつつも、いくつかの代表的なパターンがあることに気づきました。

そこで本記事では、新NISAでの代表的な投資戦略タイプの5つについて、メリット・デメリット合わせて紹介していきます!みなさまの投資戦略の参考になれば幸いです。

目次

新NISAでの代表的な戦略5選 & メリット・デメリット

効率重視タイプ

積立投資枠、成長投資枠で全世界・全米株式の投資信託を積み立てるタイプです。
投資額は上限の年間360万円で、NISAの投資枠(1800万円)を5年で埋めることになります。

メリット

最速で枠を埋められるため、運用期間が長くとれる
長期での資産形成を前提とするなら最大効率で運用できる

デメリット

入金力が高い or 既に資産が多くないと辛い
短期間で大金を投資することになり、値動きの金額が大きくなる
・投資経験が浅い方には不向き

このタイプは、投資経験が多少あり、投資資金や入金力が高く、効率重視で資産形成したいという人にオススメです。

コツコツタイプ

積立投資枠で毎月10万円以内で全世界・全米株式の投資信託をコツコツ積み立てるタイプです。
投資額は年間120万円以内を目安で、NISAの投資枠(1800万円)を15年以上かけて埋めることになります。

メリット

・長期間で着実に資産形成を進められる
積立額が月10万円以内で、目標としやすい金額

デメリット

・爆発力に欠ける
・入金力が高い人や資産が多い人は現金比率が高くなり、余剰資金が増えてしまう

このタイプは、収入が安定している、着実に資産を積み上げていきたいという人にオススメです。
また、少額から始めて、投資知識や経験を積んでから徐々に投資額を上げていくなどの柔軟な戦略も取れるため、投資初心者にも勧められるタイプです。

アグレッシブタイプ

積立投資枠で全世界・全米株式の投資信託、成長投資枠ではNASDAQ100やFANG+、新興国株などのハイリスクな銘柄を取り入れるタイプです。

メリット

・うまくいけば驚異的なリターンを狙える

デメリット

強靭なメンタルと信念が必要
投資上級者向け

このタイプは、自分で投資判断ができ、強靭なメンタルと信念がある、投資に回せる余裕資金が多いという人にオススメです。

二刀流タイプ

積立投資枠で全世界・全米株式の投資信託、成長投資枠で高配当のETF・個別株に投資するタイプです。

メリット

値上がり益と配当金どちらも狙える
・株価市場の下落局面でも配当金が受け取れるため、投資を続けやすい

デメリット

・資産拡大の面では非効率である
・投資タイミングや銘柄選びがリターンに直結するためセンスが問われる

このタイプは、将来の資産形成に加えて、定期的なインカムも欲しいという人にオススメです。

安定重視タイプ

積立投資枠で全世界・全米株式の投資信託、成長投資枠で債券や金などの他のアセットを組み入れることで値動きを安定させるタイプです。
一見難しそうですが、最近は株式50%債券50%の割合で自動的にリバランスもしてくれる低コストなバランスファンドも登場していますからほったらかしで安定運用も実現できます。

メリット

株式100%に比べて値動きが安定する

デメリット

・資産拡大スピードは遅い
ポートフォリオの管理やリバランスなどが必要

このタイプは、投資でリスクを負いたくない人安定的な運用をしたいという人にオススメです。

代表的な投資戦略5タイプまとめ

今回紹介した5タイプについて、以下の表にまとめてみました。

まとめ

いよいよ始まる新NISA、皆さんの投資戦略はもう決まりましたか?

年齢、家族構成、投資経験、年収、生活費、リスク許容度など、人それぞれで万人に適した投資法は存在しません。しかし、代表的なパターンを知り、自分に合った投資戦略を見つけるのは重要です。

是非、これからの投資に向けて参考にしてみてください!

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