投資信託における長期投資に向かない地雷商品やサービスに要注意!

長期投資において大切なのは「手数料」などのコストを抑えて長期的に右肩上がりするようなファンドに投資することです。

本記事では、長期投資の際に選ぶべきでない商品・サービスを紹介すると同時に、長期投資に必要なことを押さえていきましょう。

目次

長期投資に向かない地雷商品5選

毎月分配型のファンド

毎月分配金がもらえるタイプの投資信託。

一見お得そうですが、運用がうまくいかない時にも分配金を出すため元本を取り崩すことになります。これでは、複利効果も減るので長期の資産形成には向きません

テーマ型ファンド

AI、自動運転、環境などのテーマに関わる銘柄に投資するファンド。

例えば「eMAXIS Neo 自動運転/電気自動車/クリーンテック」の3つのファンドは信託報酬0.792%とインデックス型でありながら高コストです。

また、ファンドが作られたのが10年以内であるものも多く、注目を浴びたその時が評価のピークとなるかもしれません。

通貨選択型ファンド

投資対象に加えて、円以外の通貨を選択できる商品。
値上がり益や配当金、分配金に加えて、選んだ通貨の為替差益や利息が受け取れる。

しかし仕組みが複雑な分、管理費用が1.1~1.9%と高コストになっています。

ファンドラップ

投資に関してのすべてを金融機関に任せるサービス。
プロが投資家の意向を汲み取り、資産運用から管理までを一任します。

自分はほとんど何もしなくていい為非常に楽ですが、自分で投資をするよりも手数料が高くつきます

ロボアドバイザー(ロボアド)

投資方針と開発されたサービス独自のアルゴリズムをもとに運用してくれるため、ほとんど何もせずに投資できるサービス。

預かり資産・運用者数ともにNo.1の「WealthNavi」では手数料が年1.1%と高コストです。

地雷商品の共通点

投資家の判断が必要ない

長期投資は思考停止ではできません。
なぜなら、投資家の価値観や運用方針の決定、商品選択、資産運用と管理に至るまで、自分で判断する必要があるからです

そんな中、その手間を惜しんでプロやロボットにすべて任せるような便利なサービスがあれば、魅力的に見えると思います。

しかし、そこには大きなコストを払わなければならないのは言うまでもありません。
楽をしようとすればカモにされる”のが投資の世界なのかもしれませんね。

資産形成する際の投資方法に正解はないが、堅実な方法で十分

ここまで聞くと、「投資ってやっぱり難しいのかな?」とか「投資で大きな資産が作れるなんて一握りなのでは?」と不安になるかもしれません。

それは安心してください!今は情報が簡単に手に入りますし、低コストで資産形成できる環境や制度が整ってきています。

また、投資方法は個人によるところが多く、これが正解!と言えるものは存在しないのですが、万人にオススメできる堅実な投資先・方法を地道にコツコツと続けることで十分に資産形成できます。

まとめ

  • 長期投資に向かない商品・サービスを押さえよう
  • それらの共通点としては手数料などのコストが高いこと
  • 資産形成は堅実な投資方法を地道にコツコツと続けることで十分

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