【話題】「FIRE卒業」に対する反応から感じたこと&学んだこと

先日、Twitterにて「FIRE卒業」がトレンドに上がっていました。
関連ツイートが2000件以上あったので試しに見てみたところ、個人的に興味深い内容でした。

本記事では、FIRE卒業に対する反応を目にして私が感じたことと、このことから学んだことを話そうと思います。

目次

そもそも「FIRE卒業」という言葉はどう生まれた?

経済的自立と早期リタイアを目指すFIRE(Financial Independence, Retire Early)。
ここ数年で大きな注目を浴びており、目指す方が出てきています。(この記事を書いている私もその一人です)

ここで、FIRE達成者によるツイートが今回の話題のきっかけとなりました。
その内容は現在のFIRE生活を一旦やめて再度就職する、と宣言したことだったのです。

これを引用リツイートしたり、FIREに関して私見をつぶやく過程で広がっていったと思われます。

補足ですが、再度就職を決めたキッカケは株式相場の影響や資産の減少ではなく、FIRE生活が自分に合っていなかったと気づいたことのようです。

FIRE卒業に対する反応

これには賛否両論あり、どちらの意見も考えさせられるものばかりでした。
それぞれについて、いくつかまとめておきます。

ポジティブ・肯定的な意見

  • 実際にFIRE後の生活を送ることで初めて、FIRE生活が自分に合わないと気づくこともある
  • ”働いても働かなくても良い権利”を獲得することがFIREの本質であるから、その人が働いているかどうかはFIREしているかどうかに関係はない
  • 自分がやりたいことのために再度就職するのは、FIRE後の選択肢として当然ある

ネガティブ・批判的な意見

  • FIRE後の計画が破綻しただけでは?
  • 弱気相場に耐えきれず再就職しただけでは?
  • FIREに対する妬み等

私が見た感覚としては批判的な見方が多かったように見えました。
これは、最近の悲観的な相場がFIRE卒業の要因であると誤って捉えた人によるものかもしれません。
また、FIRE達成者の方々からはポジティブな意見や共感の声が多かったです。

私が感じたこと・学んだこと

FIRE達成≠働かない

働かない生活に憧れてFIREを目指して達成したものの、数年でその生活に飽きてしまい無性に働きたくなる。ということも珍しくないそうです。

私も当初は、永遠に働かない生活を送りたい!と考えてFIREを目指していたので、このような実体験は考えさせられるものがあります。

FIREはあくまでも”働かなくてもいい権利”を得る、”生きるための仕事によって奪われた時間”を取り戻す手段であると改めて捉えたことで、少し腑に落ちました。

FIRE計画は自分で決める

批判的意見の多くに垣間見えるのは、他人のFIRE計画を評価している点です。

例えば、FIRE達成には3000万円で十分だ!と考えている人に対して、それはFIREではない!とか求めてもいない口出しする人が出てきたとしても、生活費やライフスタイルは人それぞれですから比較すること自体、無理な話です。

しかし、FIRE達成に近づく頃には既に、このような視点で考える力が十分に養われていると思うので、自分を信じて突き進んでいけると思います。

まとめ

  • FIREの定義は思ったより広い&人それぞれ
  • FIREは”働かなくてもいい権利”を得る”手段”に過ぎない
  • FIREに対する妬みに反応するのは時間のムダ、自分を信じて淡々と実行あるのみ

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