自分に万が一のことがあったら…家族が路頭に迷うことになってしまったら…
そんなことは起こらないでしょ!と誰しもが思いますし、あまり考えたくないものです。しかしながら、人生におけるリスク管理は非常に重要でもあります。
本記事では、万が一に備える手段として挙げられる「貯蓄」と「保険」のメリット・デメリットを比較し、保険に対する個人的見解を交えて話していきます。
目次
保険・貯蓄のメリット・デメリット
保険
メリットは以下の通りです。
- 加入時から万が一の事態に備えられて安心できる
- 公的保険や貯金では不十分な場合に備えることができる
- 各種保険料控除の利用で所得税・住民税の軽減になる
- 生命保険は相続時に非課税枠を利用できる
デメリットは以下が挙げられます。
- インフレリスクがある
- 保険料が毎月の固定費となり、家計を圧迫する
- 解約時期によっては損をする可能性がある
貯蓄
メリットは以下の通りです。
- いつでも引き出せて使える
- 使い道が自由
- 元本が保証される
デメリットは以下が挙げられます。
- お金を貯めている途中で万が一の事態があったら…と不安になる
- 金利が低い
自分にあった保障内容を検討しよう
例えば、独身かつ遺された家族がいない、もしくは経済的な援助が不要な場合は死亡保障の必要性は低いといえます。
また、複数の保険に加入したり、特約を必要以上につけると月々の保険料も高額になってしまいます。
このように、万が一に備えるための保険に入ったことにより家計が苦しくなっては本末転倒です。
保障内容と保険料については、自分に家族構成やライフスタイルに合っているかを加入前に確認しましょう。
まとめ
- 基本的には貯蓄で備える
- 保険は安心を買える商品
- 有効活用できれば、民間の保険は良い買い物になる
- 節税のために保険に入るのは本末転倒
- 保障内容は自分にあったものを選ぼう
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