給料の何割を貯金に回せばいい?

貯金を始めたいけど、毎月いくら貯金すればいいんだろう?

貯金を挫折しないためにも、無理のない範囲でコツコツ貯めていくのがベストです。

本記事では、給料の何割を貯金に回せばよいか賢く貯金ができる仕組みの2点について紹介します。

目次

結論:まずは手取りの1割を貯金に

長年読み継がれているお金の名著「バビロンの大富豪の教え」では、”収入の1割を貯蓄に回す”ことを推奨しています。

他のマネー本を見ても貯蓄率を10~25%に推奨していることが多い気がします。
(貯蓄率:収入に占める貯蓄額の割合)

ここでは、無理のない範囲で貯金の習慣を続けていくためにも、貯蓄率は手取りの1割(10%)をおすすめしています。

数ヶ月続けてみて、家計に余裕があれば貯蓄率を引き上げても良いでしょう。

貯まる仕組みを活用する

実は…貯金の目標達成には、気合や根性・意思の強さなどの精神論は必要ありません。
無意識にお金が貯まる仕組みを上手く活用することで、途中で挫折せずに長く続けられます。

その仕組みを5つ紹介していきます。

貯蓄専用の銀行口座を持つ

まずは、生活費などが引き落とされる口座とは別に貯蓄専用の口座を開設しましょう。複数の口座をすでに持っている場合は、預貯金をプールするための口座を1つに決めます。

1つの口座に全てのお金を入れていると、貯金額が分からなくなってしまったり、使ってしまう事も考えられます。
そこで、収入が入ったら一定の割合を貯蓄専用口座に移し、その口座からは引き出しをしないと決めます

こうすることで、貯金額はその口座残高となりますし、生活費に使ってしまう可能性も低くなります。

先取り貯蓄

貯金体質になる考え方の1つに、貯蓄の優先順位があります。

一般的には「収入から生活費などを引いた残りを貯金に回す」というように貯金の優先度が低くなっています。これを「収入の一部を貯金して残りで生活する」とします。

このように、貯金を先にすることで確実にお金が貯まるのです。

最近は、自動振替・自動送金などのサービスのように、無意識に貯蓄できる仕組みがあるので活用しましょう。

会社の制度を使う

勤めている会社の「財形貯蓄制度」を使うことも視野に入れましょう。

財形貯蓄には「一般財形貯蓄」「財形年金貯蓄」「財形住宅貯蓄」の3種類があり、それぞれの目的や始める年齢に合わせて選択しましょう。

この制度のメリットは給与から天引きしてくれる点です。

給与が入ると、今月だけは貯金分を生活費に少し加えちゃおう…と調整することができますが、給与天引きであれば手元に入る前に貯蓄されているのでそんな心配はありません。

しかし、一旦始めると一定期間は引き出せず預貯金より自由度が低いというデメリットもあるため注意が必要です。これは言い換えれば強制力があるということですので、有効活用できれば便利な制度です。

ネット銀行を使う

2022年6月現在、メガバンクの普通預金金利は0.001%となっています。これでは、預けていてもほとんどお金は増えません。
賢く貯めるためにも、金利が高い銀行に預けたいと思いますよね。

そこでおすすめなのが、ネット銀行の活用です。

店舗を持たないことで、振込やATMの手数料などの安さと預金金利の高さを実現しています。

私が使っているネット銀行の普通預金金利は「あおぞら銀行」で0.2%、「楽天銀行」で0.1%となっており、メガバンクの100~200倍の利息が付きます。(2022年6月現在)

経済圏を使う

〇〇経済圏という言葉を耳にしたことはあるでしょうか?

スマホの通信キャリア、ECサイト、オンライン決済を1つにまとめることで、ポイント還元やキャンペーンを活用して生活費をお得にすることができます。

中でも、私が使っている「楽天経済圏」は、各サービスとの連携が強く、楽天ポイントの貯めやすさと使い道が圧倒的に多いのが特長です。

複数の楽天サービスを使うことで、高いポイント還元倍率を狙えますし、楽天ふるさと納税では寄附金額にポイントが付与されるため、かなりお得になります。

他にも楽天銀行、楽天証券、楽天カードなどの金融サービスの特典もたくさんあるので、サービス単体で見ても優秀です。

このように、〇〇経済圏でお得に生活することで、浮いたお金を貯金に回すことができます

まとめ

  • まずは手取りの1割を貯金しよう
  • お金が貯まる仕組みを活用して、賢く蓄財しよう

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