健康保険の保障は充実していますが、全ての費用がカバーされるわけではありません。
そこで本記事では、健康保険でカバーできない費用について話していきます。
万が一に備えるためにも、ここで確認しておきましょう!
目次
健康保険が適用されない費用
入院時にかかる費用
入院時の食事や日用品費、お見舞いの交通費は自己負担となります。
さらに、個室などを希望する場合にはその差額も自己負担となります。
※ベッドの空き状況などの病院側の都合で、やむなく入った場合にはかかりません
健康保険外の治療
厚生労働省が承認していない治療や薬を用いる「自由治療」や高度な技術を用いる「先進医療」は健康保険の対象外です。
例えば、がんの陽子線治療や重粒子線治療などは数百万円かかることになります。
病気ではない治療
日常生活に支障が出ない治療(美容整形、マッサージ、ニキビの治療)は健康保険の対象外です。
出産においては自然分娩なら対象外ですが、帝王切開は健康保険の対象になります。
予防目的の治療
健康診断や人間ドック、予防注射などの予防目的のものは対象外です。
※健康診断や人間ドックは、持病がある場合や異常が見つかった場合に健康保険の対象になります。
これらの費用をカバーしてくれる保険は?
自由医療や先進医療は高額になる上に健康保険ではまかなえません。
しかし、そのような治療費をカバーしてくれる民間保険もあります。
そのため、これらの保障を受けたい場合はそのような保険の加入も一つの選択肢になります
まとめ
- 公的保険である健康保険は充実しているが、カバーできない費用もある
- 保険適用されない費用は確認しておこう
- 健康保険で適用されない治療に備えるための民間保険への加入も一つの選択肢
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