成長株と高配当株、あなたに合うのはどっち?投資初心者でも分かる選び方を解説!

成長株と高配当株、どちらに投資すべきか迷っている
自分に合った投資スタイルが分からない!

そんな悩みを抱えている投資初心者や、これから本格的に資産形成を始めたい方に必見な内容となっています。

本記事では、成長株と高配当株の基本的な違いをはじめ、それぞれのメリットデメリットどんな人が向いているのかまで、初心者にも分かりやすく詳しく解説していきます。 

この記事を読むことで得られること
  • 成長株と高配当株の基本的な違いがわかる
  • 成長株・高配当株を選ぶ際の注意点が理解できる
  • 自分に合った投資スタイルが見つかる
目次

成長株と高配当株の基本的な違い

成長株とは?

  • 企業の資金を事業の将来的な成長に投資することで、株価の値上がり益を狙う株式
  • 配当金はほとんど出さず、利益は事業拡大に回される
  • 例:Amazon(配当ゼロで株価は10年で約10倍)

高配当株とは?

  • 事業が成熟し、安定した利益を株主に配当金として還元する株式
  • 大きな成長は期待しにくいが、安定収入株価安定が特徴
  • 例:コカ・コーラ(約3%の配当利回り+安定した株価上昇)

成長株と高配当株の特徴

成長株と高配当株の特徴を比較してみます。

成長株
高配当株
  • リターンは大きい
  • 値動きは激しい
  • 事業投資に失敗すれば、株価が大きく下落するリスク
  • 長期保有が前提
  • リターンは比較的小さい
  • 値動きは小さい
  • 下落耐性が強い
  • 業界全体が衰退するリスク
  • 配当金が定期的に入るため、精神的に安定

成長株ETFと高配当ETFのリターン比較

成長株ETFの例

例としてはQQQ(NASDAQ100連動)やVUG(大型グロース株ETF)が挙げられます。
以下に過去10年チャートを示します。

TradingViewにて作成
比較期間:2015/03/16~2025/03/10

過去10年の年率平均リターンは約15~17%と凄まじい成績ですが、2022年におけるQQQは30%の下落もありました。暴落時の下落幅も大きいという特徴が表れていますね。

高配当株ETFの例

例としてはSCHD(連続増配ETF)やVYM(高配当ETF)が挙げられます。
以下に過去10年チャートを示します。

TradingViewにて作成
比較期間:2015/03/16~2025/03/10

過去10年の平均年率リターンは約9~11%と成長株に劣るものの、安定した資産形成が可能です。2022年の相場下落時も下落は3~5%と限定的であることが分かります。

成長株と高配当株、それぞれに向いている人の特徴

成長株に向いている人の特徴

  • 投資期間が長くとれる
  • 仕事が安定しており、下落局面に耐えられる
  • 積極的に資産を増やしていきたい人

高配当株に向いている人の特徴

  • 投資期間が長くとれない
  • 安定した仕事でない人
  • 下落に耐えられず、精神的な安定を求める人
  • すでに資産形成後期に入っており、配当金の最大化を狙いたい人

まとめ

成長株と高配当株、どちらが良いかは一概には決められません。大切なのは、自分の資産状況や性格、投資期間を踏まえて選ぶことです。

一般的には、若くて投資期間が長い人には大きな成長を狙える「成長株」、すでに資産があり安定を重視したい人には「高配当株」が向いています。また、状況によっては両方をバランスよく組み合わせる「ハイブリッド戦略」も有効な選択肢です。是非、自分に合った投資スタイルを見つけてみてください!

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

コメント

コメントする

目次